Co.DESIGN(コデザイン)とは
Co.DESIGN(コデザイン)のビジョン。
Co.(コ)は、仲間の "Company”、地域や共同体の "Community”、包むの"Cover” という3つの意味を含んでいます。
DESIGN(デザイン)は、「具体的な問題を解決するために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現すること」を意味しています。
Co.DESIGNは、国や地域、人やものなど、すべてのボーダーを越え、多様な人や物事、魅力や課題を包み込み、目的を同じくする仲間とともに未来を楽しく真面目にデザインする機会や空間を創造し、わくわくする地域や社会づくりに貢献していきます。
OUTLINE 概要
屋号 : Co.DESIGN(コデザイン)
所在地 : 北海道
設立 : 2015年12月16日
代表者 : 有坂 美紀(ありさか みき)
事業内容: 地域や社会をテーマとした協働コーディネート、各種プロジェクトのコンサルタント(事業評価等)
持続可能な社会づくりに関わる協働のための企画・立案、事務局業務
ファシリテーター・講師、執筆、情報収集・発信のための取材活動 など
PROFILE 代表のプロフィール
有坂美紀
ESD/SDGsデザイナー。
国連大学認定の持続可能な社会づくりのための地域拠点であるRCE北海道道央圏協議会に所属し、事務局長を務める。
フェアトレータウンさっぽろ戦略会議 事務局長、酪農学園大学特任助教/非常勤講師、東海大学札幌キャンパス非常勤講師を兼務。
酪農学園大学短期大学部、島根大学生物資源科学部卒業、北海道大学大学院理学研究科生物科学海洋生物学講座(厚岸臨海実験所)専攻中退、同研究科自然史科学専攻 科学コミュニケーション講座修了
<経歴>
学生時代は海洋生物の研究をするものの、環境問題や自然の魅力を伝えるために水産業界紙「みなと新聞」の記者に。3年間、東京で記者として働いたのち、「伝える側」から「起こす側」に転向するため、市民活動による環境保全が盛んなオーストラリアへ行き、Conservation Volunteers Australia の活動に参加し、世界最小のペンギン・リトルペンギンの保全や外来植物の駆除を行い、WWOOF のプラグラムで有機農業のボランティアを経験する。
2008年、環境省北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)のスタッフに。ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)、SDGs (Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の推進を担当する。環境保全を軸とした持続可能な社会づくりのためのコーディネーターとして、特に水鳥の生息地として重要な湿地に関する国際条約「ラムサール条約」の登録湿地として渡島大沼を登録する事業などを担った。
2011年に発生した東日本大震災以降、宮城県石巻市に毎月通い、被災住民によるまちづくりを進めるための勉強会や意見交換会を地元NPO「いしのまき環境ネット」と企画・実施。
2012年4月には山形において福島第一原子力発電所の事故による被災者のための保養等を実施する団体「山形つながるプロジェクト」の立ち上げをサポート、副代表に。震災の経験から、問題が発生している場所に足を運び、身を持って真実を判断する重要性を実感。
2013年3月、持続可能な世界のあり方を模索するため中南米へ。9カ月をかけて中南米大陸を縦断しながら、国連環境計画パナマ事務所やコスタリカの国立公園レンジャー、アマゾンの先住民族の他、各国で人々と交流しながら取材を行う。
2013年12月、EPO北海道に復帰(~2015年5月末まで)。
2015年に多様な社会課題を解決するための業務を行う Cuestion de Peso(クエスティオン・デ・ペソ)を立ち上げる(2017年4月 “Co.DESIGN (コデザイン)” へ改名)。
2016年にはRCE北海道道央圏協議会を設立すると同時に、同年4月から1年間、スリランカでNGO「NPO法人アプカス」の活動に参加。視覚障害を持つ人々や小規模農家の方々などとの仕事を通して、自らの持つ「偏見」にも気付かされる。
2017年4月に帰国し、同年10月、北海道大学大学院理学研究科自然史科学専攻修士課程へ入学し、科学コミュニケーションを専攻(2020年3月修了)。
2017年9月に、札幌市にフェアトレードを根付かせるべく、「フェアトレータウンさっぽろ戦略会議」を関係者とともに発足、事務局長に。2019年6月に札幌市が国内5番目の「フェアトレードタウン」に認定される。
2018年4月、酪農学園大学の特任助教に。JICA北海道などとの国際協力の事業に携わる。
2019年4月から、東海大学札幌キャンパスの非常勤講師として「ボランティア」を担当。オムニバス形式で開講される「現代文明論」では、SDGsや持続可能な開発の考え方を伝えることを通して、地域社会や地球環境に関わる現状や対策への理解を深めるための授業を行っている。
2020年4月から、酪農学園大学の非常勤講師として「環境思想・倫理学」を担当する。
持続可能な社会づくりを北海道から世界へ発信するための企画、運営、情報収集・発信に注力している。